TM9の植え付けから1年以上たったら、そろそろサッチングが必要かも。
サッチは、
- 地中や芝の根本に溜まる芝の死骸
- 役割を終えた芝の根・茎・ランナー
のこと。
芝生に溜まり過ぎると、通気性が悪くなったり、病気にかかりやすくなる不安があります。
もしTM9の芝の見た目が悪くなっているなら、サッチングをやってみると復活するかもしれません。
TM9のサッチングをやる時期タイミングは?
植え付けから1年以上経過し、
- サッチが溜まってきた
- 葉の色が薄くなってきた
- 葉の密度が低くなってきた
- なんとなく成長が悪い
と感じたときが、サッチング作業をするタイミングです。
逆に上記のような状況でないなら、やる必要はありません。
サッチング作業は、1年に3回が目安です。
2月 | 枯れた芝を除去するため |
6月初旬 | 病害対策として |
7〜8月初旬 | 芝の景観をより美しくするため |
サッチが溜まるとどうなる?
- 通気性が悪くなる
- 通水性が悪くなる
- 病気にかかりやすくなる
酸素不足になり、水が溜まりやすくなった結果、病気にかかるリスクがあります。
サッチングする目的は?
- 通気性をよくするため
- 通水性をよくするため
- 病害虫予防
- ピーク時の見た目を美しくするため
サッチが溜まっているなら、やっておきたい作業です。
ただし、注意点もあります。
サッチングする際の注意点
- 力を入れすぎない
- ゴリゴリやらない
力まかせにゴリゴリやると、生きている芝を傷めてしまいます。
一度で完璧にサッチを取ろうと思わず、溜まりすぎたサッチを減らしてやるくらいの気持ちでやったほうが無難です。
サッチングに必要な道具
レーキと呼ばれる道具が必須です。
芝専用の高価なレーキもありますが、Amazonで売ってる1,000円ほどのレーキでも十分です。
1000円ほどで買えるおすすめのレーキを紹介
↑実際に購入して使ってみたんですが、頑丈かつ使いやすかったですよ。
TM9の芝を傷めない爪もポイントです。
伸縮性。保管するときは、こんなにコンパクトになります。
爪の先端が丸みを帯びているため、TM9の芝を傷めません。
レーキの柄にあるレバーを起こせば、ワンタッチで爪が広がります。
爪と爪との間隔は自由に調整可能。狭い場所、広い場所に合わせて調整できるので使い勝手がいいです。
持ち手のところを回せば、柄が最大160cmまで伸びます。
160cmに伸ばしてサッチング作業を行えば、足腰の負担も少しはラクです。
値段が安くても、意外と頑丈でした。
これなら、5年以上は普通に使えるかと思います。
もし、どのレーキを買おうか?迷っているなら、1,000円ちょっとで買えるこのレーキがおすすめですよ。
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